【製作者:アパレル担当N氏インタビュー】
■ヘンリーネックとは、丸首のTシャツやセーターの正面に、胸あたりまでの開きがあるデザインのことです。
ヘンリーネックは丸首をアレンジした形で、前正面に胸あたりまでのあきを作り、 ボタンで留めたり、紐で結んだりできる首まわりのデザインを指します。
その名前は、イギリスのヘンリーという地で開催される、ボートレースに出場する選手たちが身につけていたシャツの形に由来する様です。
ちなみに、テムズ川の上流のヘンリー・オン・テムズで開催される「ヘンリー・ロイヤル・レガッタ」は、夏場の社交シーズンのハイライトイベントでもあり、世界的に有名なボートレースのひとつだとか。
レガッタは本場・イギリスでは歴史があるスポーツだが、日本での知名度はまだ低いです。
徐々に人気が出始めているスポーツ(ボートレース)のようです。
■太めに設定(約2.5cm幅)にした前立て幅のヘンリー部分が、首まわりのアクセントになるので、1枚で着ても、シャツやアウターのインナーとしても着てもらえます。
■前立て幅のボリュームに合わせた、大きめな2つ穴のネコ目釦を使用し、無骨でクラシックな佇まいを出しています。
※ネコ目釦は60年代以前のシャツやコートなどに多く使用されていた釦です。
■ボタンを開けて着ることで、男らしく見える効果があります。
ミリタリーのアウター(軍もの)や、レザーブルゾン(革ジャン)やデニムブルゾン(Gジャン)に合います。ワイルド、男らしい、無骨、といった雰囲気の人にとりわけ似合うアイテムです。