★ピグメント染め(顔料染め)とは・・・
特殊な溶剤を使って前処理を行うことにより、本来はプリント用のインクである顔料で染めることが可能になる加工法です。主に綿・麻などの天然繊維に使用します。「ピグメント・ダイ(Pigment Dye)」とも呼び、Vintage調・毛羽立った風合い・当たり感が出ます。
染め後はバイオウォッシュ加工を施して堅牢度を高めています。
比較的新しい加工で、繊維の奥まで浸透をさせず、表面のみに色を載せます。
後加工で堅牢度を高めてはいますが、染料染めと違って、生地の表面に乗っているだけの状態に近いので、絶妙なバランスで色落ちをします。そのため、新品ながらもUSED感(色落ち感=Vintage感覚)を味わうことができます。
★ピグメント商品の良さ
着て、洗濯、着て、洗濯・・・を繰り返ししていただくことで
徐々に色が落ち、独自の雰囲気を醸し出すことができます!
いわゆる味(アジ)魅力が出てくるという事です。
ジーンズと同じ様に、長く愛用するほどに上質なヴィンテージ品のような自分だけの一着に仕上がっていく『経年変化』を楽しんでいただける商品です。
また、商品の特性上、1枚1枚の染まり具合や、加工後のボディサイズにも個体差が出ている商品です。また、独特のユーズド感のある表情、多少のゆがみや擦れ、縫い目部分のしわ、編み地の筋やムラなどは製品の特徴です。素材の持つ不均一感やラフ感を『独自の雰囲気』として楽しんでいただけるアイテムでございます。
★ピグメント加工商品の注意点
顔料染め製品につきましてはその特性上、非常に色あせがしやすく繊細な製品ですので、同じ製品においても着用環境や着用の仕方によって色あせ方や風合い感に個体差が生じて参ります。
洗濯の際は色落ちや色移りをする可能性が大いにあるので、単品(特に白物とは別にして)で洗っていただくことをオススメします。
つけ置き洗いや濡れたままの放置は色移りの可能性がありますのでお避け下さい。
また、着用時および保管時に汗や湿気、摩擦により他のものや肌への色移りが生じる可能性があります。
お取り扱いにはご注意ください。